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フラッシュカード暗記法で、高速・効率的に覚えられる!

一般に暗記カードとは、小さな札のような紙に穴が開いていて、それをリング状のものでまとめているものを想像されます。しかし、このタイプの暗記カードでは、本来の暗記カードの良さが発揮されません。暗記(フラッシュ)カードの最大の利点は、並び替えの順番をかえられる点にあります。これが制限されるリング方式は、非常にもったいない使い方です。

具体的な暗記(フラッシュ)カードの使い方

* * * 具体的な暗記(フラッシュ)カードの使い方 * * *
1、まず、新しく覚えるカードを5枚手に取ります。
2、1回目は、表(問題)をみたら、すぐに裏(答え)を見てください。
  この時、(問題) → (答え) の流れが理解できることが大切です。
  英単語などの単純暗記ならOKですが、一問一答式のような場合
  答えの意味がわからないものは、覚えることができません。
3、5枚全部を通して、1回目の確認ができたら、2回目に入ります。
  まず、1枚目の表(問題)を見て、すぐに裏(答え)を答えてください。
  この時、素早く正確に答えられたら、一番最後の5枚目に移動します。
  もし、時間がかかったり、あやふやな場合は、真ん中の3枚目に
  そのカード移動させてください。
  (ここで重要なことは、長く思い出そうとしないで、すぐに答えを見る
   ことです。記憶は、高速の反復繰り返しで定着します。)
4、そのあと、2枚目、3枚目と同じように続けます。
5、そして、次のカードですが、もし、1枚目ができなかったら、この位置に
  先ほどのカードが来ているはずです。さっき覚えなおしたカードですから
  すぐに答えが出たら一番最後の5枚目に移動します。
  まだ、記憶があやふやだったら、さっさと答えを見て、今回も同じように
  3枚目に移動してください。
6、あとは、これを繰り返すだけです。
7、何回か繰り返すと、完全に覚えたカードと、覚えにくいカードに分類でき
  ますので、完全に覚えたカードを手持ちから外して、新しいカードを手持
  ちに追加してください。
8、あとは、この作業を、高速で繰り返すだけです。
  (重要なことは高速に繰り返す!です。暗記作業は、絞り出すようにすると
  すぐに脳内が疲れてきます。ゲーム感覚で、スピーディにやってください)

フラッシュカード暗記法は、記憶のメカニズムを利用する。

このフラッシュカード暗記法は、驚くほど高速に暗記作業ができます。
(その秘訣は、"記憶のメカニズム"にあり、詳しくは、"短期記憶と長期記憶"のところで解説しています。)

このフラッシュカード暗記法は、その"記憶のメカニズム"の中の、
1、「人間の記憶は、覚えたことを、すぐに忘れるようになっている」
2、「できるだけ早い期間で、復習すると、短時間で思い出せる」
3、「人間の記憶は、忘れた後で、繰り返し覚えようとするものほど
  重要だと判断し、長期記憶として定着させる。」
という脳の仕組みを利用しています。

つまり、5枚のカードを、記憶の確かなカードを一番後ろの5枚目、記憶が不確かなカードを真ん中の3枚目に移動させることで、記憶があいまいなカードのみ、短時間で集中して、記憶→忘却→記憶→忘却→記憶 を繰り返すことができるので、効率的に暗記できるのです。

一般のリング付のカードの場合、覚えているカードもそうでないカードも、同じ時間を暗記に費やすので、無駄が多く、効率が悪くなります。さらに、いつも同じ順番でカードがめくられるので、カードの順番でしか記憶がよみがえらなくなる可能性が高くなるのです。

この暗記法は、ゲーム感覚で達成感を感じられる。

さらに、フラッシュカード暗記法の優れた点は、達成感があるという事です。一般に、暗記作業は脳に負担をかけるため、いやで・やりたくない作業です。しかし、このやりたくない作業が、フラッシュカード暗記法では、ある時から突然、やることが楽しくなるのです。

この暗記法は、「暗記済みのカードは手持ちの中からはずして、分けておいておく。」、つまり、記憶できたカードの山、少しあいまいなカードの山、まだぜんぜん記憶していないカードの山をつくります。そして、この暗記法の特徴として、短時間で多くのカードを記憶していきますので、記憶できたカードの山がだんだん大きくなるのです。テストの点数が100点もうれしいですが、記憶済みのカードが山高く並ぶのも非常にうれしいものです。

暗記作業は、単調で成果も見えにくく、楽しくないものですが、フラッシュカード暗記法は、ゲーム感覚ででき、成果も目に見えるので、非常に有効な暗記法なのです。

いつでもどこでも、隙間時間を使って暗記作業ができる!

もう一つ優れた点は、ポケットサイズなので、いつでもどこでも、隙間時間を使って暗記作業ができるという事です。これは、重要なことで、暗記作業は1時間ずっとやるより、10分間の暗記を6回やる方が、圧倒的に効果が高いのです。

人間の集中力は、それほど長く継続しません。動画授業のような、受け身的な学習は、比較的長く続けられますが、暗記作業は短時間で脳が疲れてしまいます。ですから、何かほかの作業の合間に行うことが、フラッシュカード暗記法では有効なのです。たとえば、

  • 電車・バスを待っている時間
  • 学校の休み時間(同じ科目なら、授業時間もOK)
  • テレビのCM中や、食事前の5分間
  • 数学の勉強に少し疲れたら、気分転換の暗記5分間

など、本来は無駄にしていた時間を、ちょっとだけ暗記作業に使うことができます。そして、この隙間時間の積み重ねが、ものすごい結果を生むのです。

フラッシュカード暗記法の欠点

このように、フラッシュカード暗記法は多くの利点がありますが、欠点もあります。それは、1枚1枚作成するのが面倒だという事です。カード作りに時間を使うと、まだ1枚も暗記していないのに、完成したカードの山で達成感を得てしまったり、たくさん作り過ぎて、その量に圧倒されて、やらなくなったりする場合があるのです。
そこで皆さんに、おすすめのフラッシュカードの作成法を紹介します。

フラッシュカードの作成法

1、まず、手に持ちやすい大きさのカードを用意します。小さすぎると持ち
  にくいですし、書き込むことができる情報量が少なすぎます。100円
  ショップで手に入るカードで、名刺サイズか、それ以上の大きさのが良
  いでしょう。
2、次に、ルーズリーフ式の紙の真ん中に1本縦の線を書き入れます。
  用意するのは、以上2つだけです。
3、そして、日頃から、ルーズリーフ式の紙だけを持ち歩いてください。
4、では次に、授業中や自習中に、「これは暗記したい事項だ!」と思った
  ら、すぐに左側に問題、右側に答えを書き込んでください。この時
  長い文章ではなく一問一答式の短い文で、又は単語で作成してください。
5、帰宅後、そのルーズリーフ式の暗記リストから10個だけ、カードに
  書き写してください。それ以上はダメです。10枚だけです。
6、作成が完了したら、フラッシュカード暗記法の手順に従い、5枚だけ
  手に取り、暗記を開始してください。そして、10枚のうち、6枚が
  だいたい記憶できればOKです。
  全部パーフェクトに暗記しようとしないでください。一日寝ると、記憶
  が定着しやすくなりますので、出来なかったカードの続きは、明日以降
  に暗記してください。
7、余裕があれば、同じ手順で、あと10枚作成し、暗記してください。

ポイントは、何が覚えたいのかを決める作業と、カードに書き込む作業を分けるという事です。カード作りは単純作業ですが、中身を決めるのは頭脳労働です。それらを同時にしようとすると時間がかかり、効率的ではありません。つまり、カードを作るためだけに、参考書などを引っ張り出して、そこから重要項目を抜出しても、時間ばかりかかり、結局なんでもかんでもカード化することになります。

それに比べ、学習中に「これは、暗記したい!」という項目だけを抜出すなら、効率的に重要事項を見つけることができます。さらに、カード作りのために、「暗記すべき、重要事項は何かな?」と考えながら勉強するのは、非常に集中力が増し、効果的に学習できますので、一石二鳥です。

暗記リストは、記憶の定着に非常に役にたつ。

ついでにもう一つ良い点は、その暗記リストが、記憶の定着に非常に良いという事です。フラッシュカード暗記法の利点は、記憶の定着順にカードを並び替えられるところです。しかし、欠点も同じで、カード順番がバラバラなので、ひとつひとつのカードの情報につながりが無いので、暗記事項の全体像が見えにくいのです。

そこで、ルーズリーフ式の紙に書いた暗記リストを、定期的に目を通すことで、バラバラだった知識が整理されたり、すでに覚えていて最近はあまりチェックしていなかった暗記項目を、短時間で再度復習(再記憶)することができます。すでに覚えてしまったカードを、一枚一枚めくりながら再度チェックするより、リスト化されたものを、すばやく目を通す方が、断然速く、効率的です。

フラッシュカード暗記法

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