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短期記憶と長期記憶

最近の脳科学は、人間の脳の仕組みや記憶のメカニズムについて、かなり研究が進んでいます。脳科学で、「記憶」とは、「脳の中に新たな神経細胞がつかられること」を意味し、それらの神経細胞はつながりあって、神経回路というネットワークを作っています。

しかし、新たな知識を得るたびに、新しく神経細胞を作っていたのでは、莫大な量の脳細胞が必要となり、スペースが足りません。さらに、無秩序の神経ネットワークを作ると、必要な情報がすぐに探せなくなります。そのため、人間の脳は、一時的に記憶を保管しておく場所と、活用するすために長期的に保管する場所の2つを用意しています。

長期的に記憶を保管する「大脳皮質(だいのうひしつ)」

長期的に記憶を保管しておく場所は「大脳皮質(だいのうひしつ)」で、コンピューターではハードディスクのような役割をします。人間の脳は非常にすぐれているので、膨大な記憶量がこの「大脳皮質」に記録されます。しかし、頭がい骨でスペースが限られているため、ハードディスクのように増設ができません。その為、「大脳皮質」には、必要な情報のみを、効率的に記憶する必要があるのです。

「必要な情報」「不必要な情報」を判断する「海馬(かいば)」

その「必要な情報」「不必要な情報」を判断して、必要な情報だけを「大脳皮質」に送り、「不必要な情報」は記憶から消し去る働きをするのが、「海馬(かいば)」といわれる分です。(ちなみに、「海馬」というのは、タツノオトシゴという意味です。)
つまり、「記憶力が高い人」とは、この「海馬」にその知識が「必要な情報」であると思わせるのが上手な人のことです。

「短期記憶」と「長期記憶」

この「海馬」の記憶は一時的に記憶されるので、「短期記憶」と呼ばれ、「大脳皮質」に整理され保管された記憶を、「長期記憶」と呼びます。

短期記憶と長期記憶

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